（９）達弥西心のわかりやすい話「育児」

自分の魂はすべてを分かっているのですが、肝心の本人が分かっていない場合がほとんどです。霊魂の霊の部分がどうしてもこだわってしまうのです。

自分の魂はスーッと相手の魂を見通しています。こころはこころの相手でこころを見通せるのです。そしてすべてを分かっています。相手が言葉巧みに口先だけでこころにもないことをしゃべっているのか、それとも本気でこころを伝えようとしているのか、相手のこころの次元を判定しているのです。

しかし、知っている通りに、教えられた通りにどうしてもできないとき、こころの中で激しい葛藤が起こるのです。知っている通りにどうしてもできないことが実は悩みの根源なのです。

どちらに従わなくてはならないかは、みんな良く知っています。教えられています。しつけられています。

もし、親より子ども、先生より生徒、上司より部下の方が、こころの次元が高かったなら、人格が高かったら、いったいどんなことなになるでしょうか。年齢の高い人が必ずしも人格が高いとは限りません。